会長あいさつ
令和7年9月
温暖化の影響で今夏は酷暑となりました。会員の皆様には残暑お見舞い申し上げます。
令和7年5月18日の同窓吾峰会評議員会で会長に選出されました野崎修司でございます。同窓会を取り巻く昨今の現状から、身の引き締まる思いをしております。もとより、その器ではありませんが、皆様のご支援ご協力を頂きながら、誠心誠意尽力して参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
コロナは依然として収束して居りませんが、コロナ対応が浸透しました結果、昨年度は評議員会を始め同窓会の諸事業を、順調に推進することが出来ました。
それらの事業を推進する中で、本会の課題も見えて参りました。①各支部活動の活性化、②会員減少への対応です。
昨年度特に力を入れたのは、10年毎に改訂される「同窓会会員名簿」の刊行です。会員同士の絆を深めることを目的として行いました。また、県内外の各支部に所属していない同窓会員の皆様を各支部に所属していただくことです。その対策として、県外同窓生への会報「吾峰」の購読調査及び発送をいたしました。県外の同窓生の方々には、是非各県の支部に所属をしていただきたいと願っております。今後は、県内の各支部に所属していない会員の皆様の実態を把握し、会報を発送する予定です。是非各支部へ所属していただけるようお願いいたします。皆様のお力無くして実現は不可能ですので、ご協力の程宜しくお願いいたします。会員の皆様のご意見など有りましたら、どうぞお気軽にお電話等を頂ければ幸いです。
さて、同窓会の役割は会員の絆を深めると共に、大学の応援団でもあると考えております。福島大学では約20年ぶりの大学改革が進行しています。人間発達文化学類から教育学部への変更は、教員不足の解消を担う側面があり、教育関係者の多くが好意的に受け止めております。新教育学部は令和9年からスタートしますが、この改革が成功裏に進行するためには、同窓生の皆様の応援が必要となります。応援には、大学へ様々な意見を述べること、大学で行われている大学祭・ホームカミングデー・ラウンドテーブル等に参加していただくことに加え、新教育学部へ優秀な人材を送り出すことも大切です。是非応援団となっていただきたいと思います。
先のことになりますが、令和9年は本会の140周年に当たります。大学も同窓会も大きな節目を迎えます。様々な課題はありますが、長期的課題としては「人口減少社会がもたらす大学再編の未来を想像しながらの同窓会運営」です。
本会発展のためこれからも全力を挙げて取り組んでまいりますので、会員の皆様のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。